中国に住む家族・友人に送金がしたい!日本から中国への海外送金でおすすめの手段を紹介
日本と中国は諸外国の中でも非常に距離が近いアジア圏の国同士であることから、旅行や出張、留学などさまざまなシーンで中国に足を運ぶ人は多いです。
自分自身が足を運ぶことはもちろん、家族や友人が中国に滞在していて海外送金が必要になるケースに出くわす人も多いのではないでしょうか?
例えば
- 夫が中国出張に行っており、生活費の送金が必要になった
- 中国へ語学留学中の妹のためにお小遣いを送りたい
- 中国に住む友人に結婚祝いとして送金をしたい
- 友人が住む中国の家へ遊びに行くため、旅費や生活費を先に送金しておきたい
といったような場面に出くわす人も少なくありません。
中国への送金が近々必要な人はもちろん、今後中国への送金が必要になる可能性がある人も、海外送金に関する知識は事前に身につけておくことに越したことはありません。
今回は、中国に海外送金する際に知っておきたいおすすめの送金方法や基本知識をご紹介していきます。
中国に海外送金する際の関係機関について
まずは、中国に海外送金を行う際に、どのような関係機関が存在するのかを整理し、海外送金の仕組みの理解をしていきましょう。
基本的には、以下のような手順で海外送金は手続きが進みます。
- 海外送金ができる日本の金融機関で、海外送金の手続きを行う。
- 依頼を受けた金融機関側が、送金先の現地の通貨に両替を行う。
- 中継銀行を通してから受け取り銀行への送金手続きを行う。(銀行での手続きの場合でのみ行われる)
- 受け取り銀行として設定した銀行口座から、送金したお金を受け取れる。
送金手続きを始めてから完了するまでの期間については、銀行と海外送金サービスで明確に差があります。
銀行を使った中国への送金を行った場合は、依頼から送金完了まで約1週間がかかる一方、送金サービスを用いると中国への送金の場合はたった1〜2日で完了することが多いです。
早く送金手続きを終わらせたいといった場合は、銀行ではなく海外送金サービスでの海外送金手続きを行うほうがおすすめできます。
中国に海外送金する際に発生する手数料について
中国に海外送金を行う際、銀行による手続きと海外送金サービスによる手続きそれぞれで一定の手数料は発生します。
この手数料の種類は、手続きする金融機関やサービスによって異なりますので、銀行と海外送金サービスそれぞれのフローで発生する手数料を順番に解説していきます。
銀行での送金時にかかる手数料
- 送金手数料
- 受取手数料
- 中継銀行手数料
- 外国為替手数料
海外送金サービスでの送金時にかかる手数料
- 送金手数料
- 外国為替手数料(一部のサービスのみ)
一目瞭然ですが、海外送金は銀行で手続きを行った方が手数料の数が多くなります。
これは、銀行では送金時に、通貨を受け取り銀行に届けるまでに中継銀行を挟むからです。中継銀行の数は、手続きする銀行やその時の手続きのルートによって複数発生する場合もあります。中継手数料は、一つの中継銀行につき手数料が発生するので中継する銀行が多ければ多いほど手数料も多く発生してしまうと認識しておいてください。
中国における海外送金の規制とは
中国に海外送金を行うにあたっては、海外送金に対する規制が設けられているため規制の内容について事前に十分理解をしておく必要があります。
現在、中国では外貨管理規制として、一回の総金額が5万ドル相当額を超える場合、税務当局へ税務備案を届け出る必要があります。税務当局への届出を行ったあとは押印の上、その他必要資料をまとめて銀行へ提出しなければならない決まりになっています。
また、中国にいる受取人は、1年間に最大5万ドル相当額を超えた海外送金の取引ができないように規定されています。もしも5万ドル相当額を超えてしまっていたら、手数料を差し引いた金額が組み戻しされてしまう仕組みになっているのです。
規定範囲内であれば特に問題はありませんが、すでに受取人が5万ドル相当額を超えた換金を行っていないかどうかは送金前に注意して確認する必要があります。
例外としては、中国に住む受取人が中国人以外の外国人で、中国国内で得た給与収入や不動産収入などを受け取る場合は外貨に換金することが認められているので、5万ドルの制限はありません。
他には、送金目的などの情報が不十分な場合、想定していた送金日数よりも送金手続きが遅延してしまったり、あるいは資金が送金されずそのまま戻されてしまうといった可能性もあります。中国への送金手続きは、その内容に不備がないか十分確認した上で実行するようにしましょう
参照元:中国における外貨管理規制と税務 | PwC Japanグループ
参照元:人民元為替予約送金
中国へ海外送金する際におすすめの手段:銀行で送金
実際に中国へ海外送金する際におすすめできる手段について、まずは銀行による手続きのなかで特におすすめの金融機関を抜粋して紹介していきます。
三井住友銀行を使って中国へ海外送金を行う
三井住友銀行を使った中国への海外送金手続きは、SMBCダイレクトというインターネットバンキングのシステムを利用することにより、24時間いつでも海外送金の手続きを進めることができます。(※日曜日21時〜翌朝7時はメンテナンス時間により手続き不可)
日本でもメガバンクとして非常に利用者も多い三井住友銀行であれば、安心して銀行送金を利用することができます。
また、送金先の相手が日本人であれば三井住友銀行の口座を開設している人も多いので、受取人にとっても利用しやすい銀行であるといえます。
https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/kaigai/
楽天銀行を使って中国へ海外送金を行う
楽天銀行を使った中国への海外送金手続きは、全てインターネットバンキングで手続きが行われます。口座の開設もインターネット上ですぐに行えることから、多くのユーザーに利用されているネット銀行として注目が集まっています。
海外送金手続きもインターネット上で行いますが、一般的な銀行と比較して手数料が安価であったり、送金日数も銀行の中ではスピードが早いことから、海外送金を必要とする人たちからの人気も高いです。
https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/remittance/charge/
中国へ海外送金する際におすすめの手段:Web上の送金サービスで送金
中国に海外送金するにあたって、Webの海外送金サービスを利用する人が急増しています。
なぜ海外送金サービスを利用する人が近年急増しているのか、代表的な海外送金サービスの特徴を見ていきましょう。
Paypalを使って中国へ海外送金を行う
Paypalは、世界2,400以上の商業店舗でのオンライン決済や、個人間での送金が可能なサービスです。Paypalでは海外送金のサービスも展開しており、世界190カ国への送金、23の通貨への両替に対応可能です。
元々オンライン決済でPaypalを利用していた人にとってはPaypalのスマホアプリを用いて海外送金も気軽に行いやすいのが特徴です。
しかしながら、現在Paypalでは中国元の海外送金に対応していませんので、中国に送金をする際には利用できないということになります。
知名度も高いPayPalではありますが、中国への送金は、PayPal以外の送金方法を選択するようにしてください。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal/send-money-overseas
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/paypal-fees
Wiseを使って中国へ海外送金を行う
Wiseは、イギリスにある海外送金サービスになります。海外送金サービスはさまざまありますが、Wiseは特に送金スピードが速く、手数料も安価に抑えられることが特徴です。現在では取引できる通貨も増え、53の通貨への両替対応を行っており、80ヶ国へ送金することができるので多くの人が利用しやすいサービスとして知名度も上がっているサービスです。
また、Wiseはスマホアプリも充実しているので、送金手続きのためだけにパソコンを開かないといけないといった手間もなく、スマホ一つで手続きが進められます。
中国へ海外送金をする際のシュミレーションを比較
では、実際に中国へお金を送るとなった際、それぞれの海外送金サービスを利用したらどれくらいの手数料が発生し、どれくらいの日数がかかるのでしょうか。
仮に50万円を送金した場合の例を以下に示してみました。
中国の家族・友人へ送金するならCurfexが非常にお得
ここまで、中国にいる家族や友人に送金する際の手段をいくつか紹介してきましたが、どれだけ安い手数料で、スムーズに早く送金できるかどうかは海外送金するにあたって非常に大切なポイントになります。
上記に紹介したサービスに加えてご紹介したいのが、海外送金サービスCurfexを利用した中国への送金です。
Curfexは即日〜翌営業日で手続きが終わるスピードと手数料の安さが業界トップレベルで、現在とても注目されている海外送金サービスになります。
さらに、他のサービスでは変動してしまう為替手数料がCurfexでは発生しないというのが最大の魅力です。
一般的なサービスでは、為替レートに対して手数料を上乗せした独自のレートを用いていることが多いのですが、Curfexではそのような上乗せの隠れ手数料が一切ない「ミッドマーケットレート」を使用しているために手数料に変動がないのです。
また、Curfexで50万円を中国へ送金した際に受け取れる金額はいくらになるのかシュミレーションすると、24,505 CNYを受け取れるということになります。
このことから、Curfexによる海外送金は上記で紹介したサービスよりもお得かつ早いスピードで届くということが分かります。
(2022/11/5時点でのミッドマーケットレートを反映)
現在、Curfexでは初回の送金手数料が無料になるキャンペーンが実施されています。
手数料の上乗せもなければ、送金手数料まで無料になるので、とてもお得に海外送金をすることができ、非常におすすめです。
私たちの送金サービスは、業界で最高のカスタマーサービスを提供することを自負しています。お客様にとって最も安心で快適なサービスを提供することを心がけています。
中国をはじめとした海外送金の予定がある方は、ぜひこのチャンスを逃さずCurfexに登録をして、お得に海外送金をしておきましょう!
https://remit.curfex.com/jp-v2
参照元:
https://wise.com/jp/blog/china-overseas-remittance-rules
https://help.rakuten-bank.net/faq/show/6905?category_id=211&site_domain=business
https://www.digima-japan.com/knowhow/china/16097.php
https://exiap.jp/international-money-transfers/send-money-to-china
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