韓国への送金を徹底比較！手数料が安くておすすめの海外送金サービスは？
海外留学や海外への滞在が必要な際はもちろん、海外にある企業や学校に支払いをする際には、その国へお金を送金する必要があります。
いざ送金をしようと思っても、日本国内での送金とは違ってその送金の方法や仕組みを知っている人はあまり多くありません。
今回は、日本から韓国に送金するケースをもとに、海外送金の仕組みやその方法、海外送金ができる各サービスの比較をしながら、おすすめの送金手段についてご紹介していきます。
韓国へ海外送金する際の基本知識
海外送金とは、日本の銀行口座から海外の銀行口座にお金を送金することです。韓国は日本から近いので現金をそのまま渡航時に持っていこうと考える人もいますが、実際は盗難等の危険が高いため、海外送金することが主流なのです。
日本から韓国へ海外送金が必要となるケースとしてよくあるのは、以下のとおりです。
- 韓国へ語学留学をする
- 韓国にある語学学校に日本から授業料を支払う
- 韓国に単身赴任する、あるいは家族が単身赴任になり生活費を送る
- 韓国企業の商品を購入し、韓国の口座に支払う必要がある
- 美容クリニックの施術を受けるために、予約金を先に支払わないといけない
- 韓国アイドルのライブチケットが当たったので、チケット料を先払いする必要がある
また、実際に韓国へ送金するにあたって知っておきたいのが、海外送金の仕組みとその方法についてです。
海外送金では、「銀行による海外送金」と「海外送金サービスによる海外送金」の2種類があります。
銀行は、大手銀行やネット銀行などその種類はさまざま。海外送金サービスについても近年多数の企業が増えており、韓国に向けた送金サービスを提供する会社にはPaypal（ペイパル）、Wise（ワイズ）、Exparo（エクスパロ）、Curfex（カーフェックス）などがあります。
基本的な手順としては、以下の流れで送金が行われます。
- 依頼者は、日本の金融機関で海外送金の金額を決めて手続きを行う。
- 金融機関側が送金先の現地の通貨に両替を行う。
- 金融機関が銀行の場合は、中継銀行を通してから受け取り銀行への送金手続きを行う。
- 依頼者は、海外の受け取り銀行に設定した銀行口座からお金を受け取れる。
なお、全ての手続きにかかる期間については、銀行と海外送金サービスで差があります。
銀行を使った韓国への送金では、依頼から送金完了まで約1週間、送金サービスを用いると韓国への送金の場合は1〜2日で完了することが多いです。
韓国への送金で発生する手数料の種類
では、実際に韓国へ送金を行う際に発生する手数料にはどのようなものがあるのでしょうか。
これは「銀行」を使うか「海外送金サービス」を使うかで手数料の種類や金額も変わってきます。
銀行の場合
- 送金手数料：送金時の銀行（日本）にて発生する手数料
- 受取手数料：受取時の銀行（韓国）にて発生する手数料
- 中継銀行手数料：送金する際に中継する銀行が受け取る手数料
- 外国為替手数料：銀行独自の為替レートを用いて通貨両替する際に発生する手数料
海外送金サービスの場合
- 送金手数料：海外送金サービスから送金を行う際に発生する手数料
- サービスによって外国為替手数料（隠れ手数料）が必要
一目瞭然ですが、銀行を使った韓国への送金には多くの機関が中継されるため、そのぶん多くの手数料がかかってしまいます。
一方で送金サービスを利用すると、韓国に送金する際に必要となる送金手数料のみで送金を完了させることができるのです。
注意：為替レートに隠れた手数料が存在する場合も
ここで注意すべきなのが、為替レートに手数料が隠れているケースです。
銀行や海外送金サービスが提示する為替レートはそれぞれ異なります。為替レート自体は常に変動していますが、その変動に合わせて送金手数料も変動させるという方法を用いることで、手数料が0円と謳っていても実際には多く手数料をとっているケースがあるのです。
このような隠れ手数料で損しないためにも、韓国へ送金する際は、為替レートの手数料と送金手数料の数値をセットで確認し、隠れ手数料を取られていないかチェックしておくことをおすすめします。
また、為替レートにはその銀行や会社独自のものではなく、中間レートであるミッドマーケットレートを用いている企業であれば、上乗せしてレートを設定している心配もありません。
先述したように、海外送金サービスを用いたほうが手数料も安く、手続き自体も素早く終わらせられるためおすすめです。
では実際に日本から韓国へ送金する際に使用できるおすすめの海外送金サービスをご紹介していきます。
日本から韓国への送金サービス：Paypal（ペイパル）
Paypal（ペイパル）は、世界2,400以上の商業店舗でのオンライン決済や、個人間での送金が可能なサービスです。Paypalでは海外送金のサービスも展開しており、世界190カ国への送金、23の通貨への両替に対応可能です。元々オンライン決済でPaypalを利用していた人にとってはPaypalのスマホアプリを用いて海外送金も気軽に行いやすいのが特徴です。
韓国に送金する際の手数料
先述した通り、Paypalは送金サービスの中でも商業施設での決済時にも利用できることから、世界中の人々にとって親しみのあるサービスです。
今まで海外送金をしたことがなくてもPaypal自体は使ったことがあるといった人も一定数いるのがPaypalの特徴であり、Paypalを使った海外送金を始めやすい理由でもあります。
しかし、残念ながらPaypalは韓国への海外送金に現在対応していません。
他国ではPaypalによる海外送金ができる国も多数存在していますが、2022年現在では日本から韓国への海外送金は対応していないため、韓国に送金したいと考えていてもPaypalを送金手段としては選べないのです。
認知度の高い送金サービスであるからこそ、Paypalさえ登録しておけば韓国への送金ができるだろうと思い混んでしまっている人も多いので、海外送金の手段を選ぶ際は、送金先の国で送金サービスが対応しているかどうかを事前にチェックしておくようにしてください。
参照：https://developer.paypal.com/api/rest/reference/currency-codes/
日本から韓国への送金サービス：Wise（ワイズ）
Wise（ワイズ）は、イギリスにある海外送金サービスです。国内送金の活用によって、送金スピードが速く、手数料も安価に抑えられることが特徴です。また53の通貨への両替対応を行っており、80ヶ国へ送金することができます。
また、Wiseはスマホアプリも充実しており、いちいちパソコンを開かなくてもスマホ一つで手続きが進められます。
韓国に送金する際の手数料
韓国へ送金を行う場合は、固定手数料192円と両替額の1.03%が送金手数料としてかかります。
また、公式サイトで隠れ手数料がないことを明言していることから、必要以上の手数料を取られることはないと判断できます。
韓国に送金する際の為替レート
中間市場のレートであるミッドマーケットレート（MidMarketRate）を用いており、公正なレートでの取引を明示しています。
韓国に送金する際の送金日数
基本的には主要通貨間の取引であれば同日〜１営業日で対応が可能になります。
日本から韓国への送金サービス：Exparo（エクスパロ）
Exparo（エクスパロ）は、韓国にある海外送金サービスで、韓国への送金に特化しているのが特徴です。
韓国への送金で韓国のサービスを使用できるという点で安心感をもつ人も多くいるようです。
韓国に送金する際の手数料
送金手数料に関しては、一回あたり10万円以下の送金であれば2,500円、10万円超過〜100万円以下の送金であれば3,500円で設定されています。
韓国に送金する際の為替レート
為替レートに関しては、Exparoが定める独自のレートを用いています。そのため、上乗せした手数料が請求される可能性があるため、外国為替手数料と送金手数料の合算で金額がどれくらいかかるかを事前に確認しておいた方が良いでしょう。
韓国に送金する際の送金日数
送金日数の目安に関しては、送金自体の対応は1日以内、受取完了までは2〜4日かかるとされています。
日本から韓国への送金サービス：oneremit（ワンレミット）
oneremitはハナ送金としても知られている株式会社Ｃ＆Ｂが運営する海外送金サービスです。韓国、ベトナム、ネパール、フィリピンへの送金が可能となっています。
韓国に送金する際の手数料
送金手数料に関しては、1回につき5万円以下の場合は500円、5万円超過〜100万円以下は1,000円となっています。
韓国に送金する際の為替レート
為替レートは、独自のレートを用いています。送金処理時点における韓国 KEB ハナ銀行の為替レートに 0.05 円～0.5 円上乗せしたレートを適用しているため、上乗せした手数料が発生しています。送金手数料と合算してどれくらいの金額がかかるかを事前に確認しておくと良いでしょう。
韓国に送金する際の送金日数
送金日数については、基本的には送金自体は即日対応され、受取は韓国であれば当日受け取りが可能、それ以外の国であれば翌日以降の対応となります。
日本から韓国への送金サービス：LINEPay（ラインペイ）
日本で最もメジャーなコミュニケーションアプリであるLINEが運営するLINEPayは、海外送金サービスとしてサービスを確立しているわけではないものの、外貨両替サービスがあることから、LINEユーザーであれば個人間でのみ国外への送金が可能となります。
韓国に送金する際の手数料
LINEPayは、アプリを持っている同士のユーザーであれば自由に送金ができ、個人の銀行口座へスマホ振込をする際に176円の手数料がかかります。
韓国に送金する際の為替レート
韓国ウォンへの両替手数料としては、ミッドマーケットレートによるものではなく、両替金額の3％を乗じた金額を支払う必要があります。
手数料に合わせて外国為替手数料の合算をした金額を事前に確認しておくことをおすすめします。
韓国に送金する際の送金日数
LINEPayでの送金日数に関しては、送金〜受取完了まで3〜5日かかるとされています。
日本から韓国への送金サービス：Curfex（カーフェックス）
Curfex（カーフェックス）は、韓国やアメリカを中心に46ヶ国へ送金が可能な国際送金サービスです。金融庁からの認可も受けており信頼性も高く、手数料の安さや送金の速さも定評があります。
また、海外送金に特化したサービスであることから、登録や操作も簡単で初心者でも使いやすいことも特徴です。
韓国に送金する際の手数料
送金手数料としては、一律1％と定められています。金額や為替の動きでぶれることがないため、思ったより金額がかかってしまったというような不安もありません。
韓国に送金する際の為替レート（MidMarketRate）
為替レートにはミッドマーケットレート（MidMarketRate）を使用しているため、上乗せされた手数料を払う必要がありません。よって、Curfexを使用した際の外国為替手数料は0円になります。
韓国に送金する際の送金日数
韓国への送金日数に関しては、基本的には入金は即日対応、受取完了までも1日ほどで対応できるため非常にスピーディに送金対応が完了します。
韓国への送金サービス比較まとめ
最後に、今回比較した送金サービスについてそれぞれの項目を比較してみました。
各参照元
Curfex：Curfex
Paypal：ご利用手数料｜個人向け-PayPal(ペイパル)
Wise：Wise Fees for Sending Money、Wise Fees & Pricing: Only Pay for What You Use
exparo：各種手数料一覧・サービス料金一覧|ご利用案内
oneremit：お客様の真心を込めてお送りいたします。■ハナ送金■ 株式会社Ｃ＆Ｂ
LINEPay：LINE Payの送金方法
日本から韓国へ送金するには、Curfex（カーフェックス）がおすすめ
日本から韓国へ送金をする際には、銀行ではなく海外送金サービスを活用することをおすすめします。さらに、隠れ手数料のかからないMidMarketRateを使用しているCurfexもしくはWiseは値段を安く抑えられるので、安心して利用しやすいでしょう。
さらに、送金手数料はCurfexが1％と非常に安いことから、海外送金サービスでもっともおすすめしたいのはCurfexの海外送金サービスになります。
金融庁の認可ももらっており、かつ安価で送金完了までも 1〜2日で行えるというスピーディさは大変魅力ですし、急な海外出張による送金や海外企業への入金が必要になっても、スピーディに送金することができるのでとても便利です。
私たちの送金サービスは、業界で最高のカスタマーサービスを提供することを自負しています。お客様にとって最も安心で快適なサービスを提供することを心がけています。
さらに、現在Curfexでは初回の送金手数料が無料となっています。韓国への送金を検討中であれば、まずはCurfexを利用してみてください。
ご登録はこちら
Member discussion